小学部 第8回「上手な日記の書き方・伝え方」特別授業
12月7日(土)は、小学部の「作文・読解」授業でした。
小学校では学芸会・遠足・修学旅行など・・・行事が続いていたため、「絵日記」の宿題が出されていましたね。
よく塾でも、
「宿題が絵日記だぁ・・・・ 最初の2行は書けるけど、いつもその後が続かん・・・」
「漢字はやったよ!後は絵日記だけ~」
などど、どうも日記が後回しになっている様子です。そこで今回は、「上手な日記の書き方・伝え方」の授業を行いました。
授業の様子を紹介しようと思います。
なぜ日記を書くのか?
• 文章力が付く
• 語彙力(ごいりょく)がつく
• 平仮名(ひらがな)、片仮名(かたかな)漢字を覚えられる
• 自分の考えを伝える、表現する力がつく
日記で一番伝えたいことは?
日記で大切なことは、自分が相手に『一番何を伝えたいか?』を決めることです。
そのためには、「~しました。~でした。」の事実のみ、又は「~して楽しかったです。~したのが面白かったです。」の気持ちのみを書くのではなく、自分の考えや気持ちを伝えるように書いてみましょう。日記に会話文が入ると、よりその時の場面を相手に伝えることができます。同時に、「」の使い方も覚えられますね。
(いつ)(どこで)(だれが)(なにを)(なぜ)(どのように)を示す言葉を入れてみましょう!
わたしは、どようびに、おじいちゃんとこうえんではなびをみました。そらに、おおきなはながさいたみたいでした。とてもきれいでした。
引用元:光村図書 こくご一上
目・耳・鼻・口・手・心 と向き合って くわしく伝えよう!
目…見たこと
耳…聞いたこと
鼻…かいだこと
口…話したこと ※「 」で表現
手…さわったこと
心…感じたこと
例文を紹介したり、実際に日記を作って紹介したりした後、それぞれ自由に書いてもらいました。
結果は・・・・・
スラスラ~♪ と鉛筆が動きました。この吸収力の速さは本当に驚きますし、感激。
何人かの日記を紹介したところ、みんなにこにこしたり、うなづいたりしてしっかり聞いてくれました。名前を伏せて紹介しましたが、誰の日記なのか想像して聞いており、途中で分かった子はとても嬉しそうでしたね。
そして、一人ひとり、感じることはそれぞれなので自由に表現することの大切さも話しました。
冬休み、絵日記の宿題は恒例ですね。冬休み日誌の中の日記も合わせると4日間分ほど日記を書く事になるでしょう。
授業を終えた皆さん、ぜひ素敵な日記を書いてくださいね。
*** 小学部「作文・読解」授業 月1回70分授業 ***
蒲郡本校(国算英コースの塾生無料)
4月からスタートした「作文・読解」授業は、
4月 「俳句」と「川柳」・オリジナルしおり作り
5月 読書感想文の書き方・「いつ・だれが・どこで・何をした」空想バージョン・言葉ゲーム
6月 読書感想文課題図書配布と読書会・感動ポイント整理
7・8月 感想文の下書き・添削・完成 感想文の発表会(代表者のみ 各学年から2名)
※文集「みかわわん」に塾生5名が選ばれました!
9月 「作文:僕、私の宝物」書き方・作文の発表会
10月 言葉と表現・秋の川柳・秋の絵を見て「題」をつける・川柳の審査員になろう
12月 「上手な日記の書き方・伝え方」・「連想ゲーム」友だちが連想するものを想像し、シンクロしてみよう!
上記の様に進んでいます。