科学実験 気体の発生 大成功!
3/20(土) 中学部 科学実験講座
中学部は季節ごとの講習会時に毎回、科学実験講座が組み込まれています。今回は入試直結「気体の発生」の実験を行いました。
塾生みんなの目の輝きがいつもと違いました!
ものごとの不思議を考えることは、科学のみならず全ての学習の原点です。
さぁ、「科学」を「科楽」に! 学ぶことをもっともっと楽しもう!
酸素・二酸化炭素・水素を発生させ、その性質を確かめました。
実験は塾長先生の講義を聞きながら、テキストを使って各自意見をまとめる作業も行います。
実験1 酸素の性質
実験2 二酸化炭素の性質
実験3 水素の性質
●実験1では二酸化マンガンとオキシドールで酸素を発生させました。
酸素には他のものが燃えることを助ける「助燃性」という性質がありますね。
発生させた酸素を収集し、線香の燃えるようすの変化を観察してその特徴を確かめ、テキストにまとめて行きます。
二酸化炭素は温室効果ガスとして環境問題を考えるときに必ず出てくる重要な気体であることを学びました。
●実験2では炭酸水素ナトリウムとクエン酸で二酸化炭素を発生させました。二酸化炭素を石灰水に通すと白濁することを観察し、次に二酸化炭素でシャボン玉を作り、空気より重いことを可視化して確かめました。
●実験3ではマグネシウムを水溶液にとかし、水素を発生させます。水素は最も軽い気体で、火をつけると燃えるという特徴があります。水素をシャボン玉に閉じ込めて収集し、火をつけることで水素の「可燃性」を確かめます。
この実験でマッチを初めて使った塾生もいました。初めての子は、先生と一緒に火をつけて行きました。
※薬品の品質保持のため、管理を徹底しています。
※火を使用する実験なので、6人の講師(塾長先生・麻衣子先生・瞬先生・亮先生・まりえ先生・愛海先生)が入り安全確認をしっかり行いながら実験を進めて行きました。※防火用水と、ぬれた雑巾を準備して実験を行いました。
「楽しかった!」「この実験、テストに出た~!」「これは一生忘れない実験!」「爆発した時の ポン! って音がちょっと怖かった。」など、どうだった?と感想を聞かなくても、塾生の方から感想を聞かせてくれました。いろんな実験をやってきましたが、「火」を使うのは初めてでした。現在、通塾してくれている塾生ならば、きっと安全にしっかりやれるだろう!一人一つの実験教材で、実際に自分たちの手で体験させてあげたい!言う思いから、気体の発生に決めましたが、結果、大成功でほっとしています。
次回は、夏です。
お楽しみに!